任天堂の下落と、短中期投資で一番きつい“時間の我慢”

投資

前回のブログから任天堂の保有株数は変わっていない。 200株 × 8,475.5円=1,695,100円 のままだ。

しかし、状況は大きく変わった。この記事を書いているのは5月9日(土)。昨日、5月8日(金)終値は7,667円。

そして市場終了後に発表された決算。内容は厳しく、数字だけ見ても“重い”と感じる投資家が多いだろう。決算の詳細は任天堂公式ホームページや各インフルエンサーが解説しているので、ここでは割愛する。

ここでは「今、実際に起きている事実」だけを共有する。

PTS(夜間取引):6,995円  ADR(ドル換算株価):6,643円

正直きつい。ただ、前回のブログで書いた通り、私は任天堂の最悪想定株価を3,988円に設定しているので、心理的には落ち着いている。とはいえ、下げるペースが早い。想定内の動きではあるが、それでもこれだけ心理的ダメージがあるのだから、最悪想定株価を持っていなかったホルダーは、週明け月曜に投げ売りするだろう。典型的な狼狽売りだ。

一方で、私は前回のブログで伝えていた通り、計画通り6,988円で購入する。実際、5月8日の夜間取引でも6,988円で指値を入れていた。

これができるのが、私の強みだ。任天堂に投資を始めたときの計画通りに買っていく。予定通りにだ。周りの雑音には惑わされない。口コミでもSNSでも売り煽りがすごい状況だが、そこに反応していては投資は続けられない。

この後も計画通りに買い下がる。

6,988円で100株 5,988円で100株 4,988円で100株 3,988円で100株

最悪の含み損もすでに計算している。だからこそ、どれだけ下げても“想定外”にはならない。短中期投資で最も危険なのは、想定外の下落に感情が支配されることだ。私はそのリスクを排除するために、最悪想定株価と投資額上限を事前に決めている。

最悪想定株価の再評価

今回の決算は、まさにその「想定の再評価」を迫られる内容――ではなかった。

決算は確かに重い。しかし、任天堂という企業の根本が揺らぐような内容ではない。

だから私は、今回の決算を受けても最悪想定株価3,988円を変更する必要はないと判断している。

最悪想定株価というのは、「ここまで落ちても買い続けられるか」「ここまで落ちても生活に影響はないか」という“自分のリスク許容度の限界値”だ。

今回の決算はネガティブではあるが、この限界値を動かすほどの決定打ではない。

セクターサイクルの問題と、今の主役はAI

今回の任天堂の下落は、決算の悪さだけが原因ではない。むしろ本質は「セクターサイクルの問題」にある。

今の市場の主役は、どう考えてもAIだ。

生成AI 半導体 データセンター クラウド AIインフラ企業

資金は明確にそこへ流れている。

逆に、任天堂を含むゲーム・エンタメセクターは“主役ではない”。資金が入らないセクターは、決算が良くても上がりにくいし、決算が悪ければ当然のように売られる。

今回の任天堂の下落は、「任天堂が悪い」ではなく「市場がAIに夢中」というだけの話でもある。

だから私は、今回の決算を受けても最悪想定株価3,988円を動かす必要はない。

任天堂の本質的価値が崩れたわけではない。ただ単に、今は“主役のターンではない”というだけだ。

市場には必ず主役のセクターが存在する。そして主役が変わるタイミングで、資金の流れも大きく変わる。

今はAI。任天堂のターンは、次世代機の発表や新しい材料が出てからでいい。それまでは、計画通り淡々と買い下がるだけだ。

ただし問題は「時間の我慢」だ

ここまで書いてきた通り、私は最悪想定株価も戦略も変えるつもりはない。

ただし――問題は“時間の我慢”だ。

短中期口座であっても、今回のように大きく下げた局面では、結局は“時間”と向き合う必要が出てくる。

1ヶ月で戻るのか 半年かかるのか 1年なのか 3年なのか

これは誰にも分からない。そして、この“時間の不確実性”こそが、短中期投資の最大のストレスになる。

さらに厄介なのは、他セクターの誘惑が強すぎることだ。

今の主役はAI。毎日のようにニュースになり、株価も強く、資金も集まり、話題も尽きない。

だからこそ、ふと頭をよぎる。

「任天堂を損切りしてAIに回した方がいいんじゃないか」

これは典型的な“欲と不安の思考”だ。

しかし私は、短中期口座としての計画に従って動く。

投資額上限 最悪想定株価 買い下がりライン 想定される最大損失

これらをすべて事前に決めている。つまり、今の下落は“計画の範囲内”であり、感情で動く理由がない。

だから私は、計画通り淡々と買い下がるだけだ。

今回のまとめ

今回の任天堂の下落は、決算そのものよりもAI相場という大きな流れの中で、ゲームセクターが評価されにくい地合いにあるだけだ。

私は最悪想定株価を3,988円に置き、投資額上限と買い下がりラインを事前に決めている。だから今回の下落も、すべて計画の中に収まっている。

短中期口座で大事なのは、想定を先に決めて、あとは計画通りに動くこと。それだけだ。

相場は常に動き続ける。主役も、資金の流れも、投資家の心理も変わる。その変化をどう捉え、どう判断し、どう積み上げていくか。そこに短中期投資の面白さがある。

この任天堂の記録は、今後も随時更新していく。値動きだけでなく、セクターの変化、市場の温度感、そして自分の思考の揺れまで含めて、リアルに書き続けるつもりだ。

次の記事も、楽しみにしてほしい。

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